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元トピ次レス
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Re: MTBFのパラメータについて
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投稿ユーザ(投稿日)
(2017/12/27)
本文

-----引用(始)-----

「使用可能な時間」と可用性の計算に使われる「合意済みサービス時間」の違いを教えて頂けますでしょうか。

-----引用(終)-----

「合意済みサービス時間」ってSLA(Service Level Agreement)で明確に決められた「システムが使用可能であることを(契約上)保証する時間」のことかと思います。
SLAについては以下のリンクを参照ください。
http://e-words.jp/w/SLA.html

さて、そうなると。
合意済みサービス時間がたとえばどのくらいかを考えてみると、稼働率とそこから算出される停止時間はおおよそ次のようになります。
[code]
99%:4日
99.9%:9時間
99.99%:1時間
99.999%:5分
[/code]
もし99%の稼働率(合意済みサービス時間=年間361日)を維持するのであれば、システムを使用可能な時間は年間361日以上ないと達成できないですよね?なので、MTBFから使用可能な時間を算出して361日以上システムが停止しないように製品選定とかをしないといけなくなってきます。

ということで、イメージ的にではありますが
・合意済みサービス時間:契約上の利用可能な時間。下回ったら契約違反となるので、たとえば返金など何らかのペナルティがあったりする
・使用可能な時間:設計上(あるいは稼働テストの結果をもとにした)システムを使用可能な時間
と思ってもらうとわかりやすいかもしれませんね。

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