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Re: 問題ID : 15309 の参考について
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最強WEB問題集LinuC/LPIC Lv1 102
投稿ユーザ(投稿日)
(2021/3/21)
本文
長文失礼します

混乱しているようなので整理しましょう
・正引き(ホスト名 -> IPアドレス変換)
・逆引き(IPアドレス -> ホスト名変換)
基本的に普段使うのは正引きです
逆引きは特定の場合にしか使いません
(最近はほとんど使われません)

「IPアドレスで通信するとき」とありますが、すでに
IPアドレスが判明しているので、わざわざDNSへ正引きには
いきません

問い合わせに行く際は、nameserverで指定したDNSサーバーに
問い合わせに行きます
「nameserver IPアドレス」
となっていますが、IPアドレス自体がDNSサーバーです
問い合わせがIPアドレスの時の問い合わせ先という意味ではないです
正引き・逆引きに使うDNSサーバーのIPアドレスを設定します
なぜIPアドレスを指定するかというと、DNSサーバーも
ホスト名をもっていますが、もしここにホスト名を書いてしまうと
そのホスト名を問い合わせしなければらなくなるという矛盾が
生じるため、nameserverにはIPアドレスを設定するルールとなっています

質問者の方は、「ホスト名」「ドメイン名」「FDQN」の3つが
混乱しているように見受けられます
「ホスト名」:ドットのつかない短い名前
「ドメイン名」:ホスト名の後ろにつくドットで区切られた分類名
「FQDN」:ホスト名+ドメイン名

Linuxのドキュメントで「ホスト名」といったら、暗黙的に
「FQDN」を指すケースがほとんどです

正引きに使用するホスト名もまた、暗黙的にFQDNを意味しています
FQDNではなく、ホスト名のみ渡された場合、domain,searchに設定
されているドメイン名を使用し、その値をつけてみて名前が
正引きできるかトライします

例の設定の場合、host1を名前解決すると仮定すると
host1.localdomain
host1.dm1.example.org
host1.dm2.example.org
の順番で名前解決(正引き)できるかを試み、できない場合は
名前解決失敗になります

ssh dm1を実行した場合は、
dm1.localdomain
dm1.dm1.example.org
dm1.dm2.example.org
の順番で名前解決(正引き)できるかを試み、できない場合は
名前解決失敗になります

以上

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