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Re: RIP/OSPF間再配送におけるAD値変更時の動作について
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投稿ユーザ(投稿日)
(2013/7/9)
本文
honor7833 さん>

構成がわからないので適当に環境を作って試してみましたが、確かにそうなりますね。
この構成で即座にルーティングテーブルを更新したい場合は
[code]
clear ip route *
[/code]
をやると更新されます。

※ドキュメントを探してみたのですが見つからなかったため、ここから先の記述は私の推測が多分に含まれています。

ルーティングテーブルは、各種ルーティングプロトコル(スタティック、connected含む)から入手した情報をもとに、最適なものをピックアップして構成されるものです。

※ここから先、show processをした結果のプロセス名を使用します。

AD値は、IP RIB Updateプロセスが利用する値であり、動的ルーティングの場合は各ルーティングプロセス(RIP Router、OSPF-1 Router)が付加して渡します。
各ルーティングプロセスが自身のタイマ、あるいはイベントトリガによって、アップデート情報をIP RIB Updateプロセスに渡し、そのタイミングでルーティングテーブルの更新が行われます。

今回の場合
・OSPFはリンクステートに変更がなければアップデートが走らない
・RIPは各種タイマでの更新タイミングまで、変更情報をIP RIB Updateプロセスに送らない
と考えられるため、即座に切替らなかったものと思います。
clear ip route * を実行することで、強制的にRIB更新を実行させ、更新したAD値でのルーティング情報をRIP Router/OSPF-1 Routerプロセスから入手でき、期待通りのルーティングテーブルに書き換えられたと考えます。
※たぶんEIGRPだったら何らかの情報変更をつかんでアップデートを行うはず

動作からの推測ですが、たぶんこんな感じかと(^^;

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