レス
前レス元トピ次レス
タイトル
Re: 問題ID: 4256の解説の訂正
フォーラム
最強WEB問題集CCNA Security
投稿ユーザ(投稿日)
(2014/1/8)
本文
今年もよろしくお願いします。


-----引用(始)-----

RouterA(config)#enable secret level 5 ?
0 Specifies an UNENCRYPTED password will follow
(意訳)0 暗号化していない文字列が続くことの指定
5 Specifies an ENCRYPTED secret will follow
(意訳)5 (ルータによるMD5)暗号化済み文字列が続くことの指定
LINE The UNENCRYPTED (cleartext) 'enable' secret
(意訳)LINE 暗号化していない(平文の)'enable' secret文字列

-----引用(終)-----

という意味です。
はじかれている
[code]
enable secret level 5 5 ping-t555
[/code]
だと、ping-t555という暗号化済み文字列を指定していることになりますが、MD5で暗号化した文字列ってそもそも16進表示なのでping-tの文字は全てMD5変換後にはありえない文字列であるため無効な文字列として扱われているのです。
[code]
ERROR: The secret you entered is not a valid enpcryted secret.
To enter an UNENCRYPTED secret, do not specify type 5 encryption.
When you properly enter an UNENCRYPTED secret, it will be encrypted.
(意訳)
ERROR: シークレットとして入力された文字列は暗号化済みシークレット文字列として適切ではありません。
暗号化されていないシークレット文字列を入力する場合は、タイプ5を指定しないでください。
暗号化していないシークレット文字列を入力すると、文字列は暗号化されます。
[/code]

なお、この5とかある理由は、コンフィグファイルをそのまま流し込む場合、を想定してもらえればわかります。
・セキュリティ上、交換用ルータの設定投入作業をする人にはenableのパスワードは暗号化して渡したい。
⇒ RouterA(config)#enable secret level 5 5 $1$hTpn$XDP8pKUXMf1V5jQuwv8wm0 ←ここ
・でも暗号化前の文字列として、暗号化後の文字列を入力されてしまうと、想定と変わってしまう。
⇒ RouterA(config)#enable secret level 5 $1$hTpn$XDP8pKUXMf1V5jQuwv8wm0 ←こんな感じ(level 5の後はタイプ指定なしで直接文字列指定)で入れると、コンフィグには$1$hTpn$XDP8pKUXMf1V5jQuwv8wm0を暗号化した文字列が格納される
・手入力ではなく、コンフィグファイルをそのまま流し込む(例:コピーペースト)方法であれば間違いはない
・であれば、ルータに今から渡す文字列はすでに暗号化後の文字列なので、再度暗号化する必要はないと認識させる必要がある。
⇒0指定:暗号化前、5指定:暗号化後、というオプションで判定する

というわけです。

なので、この0,5のオプションは省略可能になっているわけですね。
手入力の場合は別に指定しないでも暗号化するわけですから :-)

レス一覧

前レス元トピ次レス


Ping-tモバイルTOP

Copyright (c) 2010
Ping-t All rights reserved.