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Re: 問題ID: 13036 ハブ使用時のLANについて
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最強WEB問題集CCNA
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(2014/3/12)
本文
ブロードキャストストームはハブでもスイッチでも起こりえます
ブロードキャストストームの発生原理をおさらいします。
■前提
・ハブ、もしくはスイッチはループ構成となっている
(ポート1,2を1本のケーブルで接続)
・スイッチの場合、スパニングツリー無効になっていること、およびポート1,2,8が同一VLANであること

■手順及び流れ
1.PCをポート8に接続する
2.PCから、自分と同一ネットワーク内の存在しないIPアドレスに向けてpingを打つ
例)PCが192.168.1.1/24であれば、192.168.1.2など
--- ここからフレームの流れ(以降ハブもスイッチも「スイッチ」とします) ---
3.PCは存在しないIPアドレスのため、ICMPパケット送信前にARPによるアドレス解決をしようとするため、ブロードキャストアドレス(MACアドレス FF:FF:FF:FF:FF:FF)向けのフレームが送出される(ARP要求)
4.PCの接続ポート(8番)からブロードキャストフレームを受信したスイッチは、受信したポート以外の全ポートにフレームを転送する(ポート1〜7)
5.ブロードキャストフレームを受信したスイッチは受信したポート以外の全ポートにフレームを転送する(ポート1→ポート2およびポート2→ポート1)
6.ブロードキャストフレームを(以下略)
※ハブの場合は宛先MACアドレスをチェックすることなく、受信したポート以外の全ポートにフレームをコピーして送出する

これが延々と繰り返され、全ポートに大量のフレームが送出されることになります。これがブロードキャストストームです。
コリジョン検出は、あくまで現在送信中の端末がいるバス上に送信要求を上げた時に、送信要求を上げた端末に対して送信中であることを知らせるという機能であり、スイッチ(ハブ)が何かの送信要求をブロックするわけではありません。

手元にスイッチ(ハブ)があれば是非試してみてください

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