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Re: デフォルトルートについて
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最強WEB問題集CCNP TSHOOT
投稿ユーザ(投稿日)
(2016/5/10)本文
-----引用(始)-----
RDのsh runにも、「area 34 nssa no-summary」が入っているから、RC-RD間は、OSPF Area34のトータリーNSSAとなっているのですね。
-----引用(終)-----
正確には、RouterDでは「area 34 nssa」だけ設定してあればよいです。問題としてのコンフィグですので、あまり掘り下げるところではないんですけどね (^^;
no-summaryオプションは「LSA3(Summary LSA)を広告しない」というものですので、ABRでしか効果を発揮しません。
-----引用(始)-----
ルータCがABRというのは、ルータ2とルータ3間がエリア0だからでしょうか?
-----引用(終)-----
ABR(Area Border Router)とはその名の通り「エリアの境界にあるルータ」です。RouterB(ルータ2?)とRouterC(ルータ3?)の間がエリア0かどうかではなく、
RouterCがエリア0とエリア34に接している(異なるエリアに接続している)から、RouterCはABRだと考えてください。
-----引用(始)-----
逆に、RDはEIGRP→OSPFへ再配送していますが、RDからRCへデフォルトルートが届くという話にはなりませんでしょうか。
-----引用(終)-----
この質問には2点、TSHOOTよりもROUTEの復習をすべきポイントがあります。
RouterDのルーティングテーブルにはすでにO*IAでデフォルトルートが存在しています。これは
OSPFで学習した経路であり、EIGRPでの経路(=EIGRP外部ルート)ではありません。再配送は「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」ことですので、ここでは「EIGRP→OSPFの再配送によって、
OSPFで学習した経路をOSPF側に広告することはない」のです。
それともう一点。
AD値って覚えてますか?EIGRP外部ルートは170、OSPFは110ですので、RouterD→DSW1/2に再配送されたデフォルトルートがDSW1/2→RouterDに戻ってきたとしても
RouterDとしてはEIGRPで学習した経路(D EX)ではなくOSPFで学習した経路(O*IA)のほうが採用されるので、結果としてEIGRP→OSPFの再配送対象にならないのです。
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